
小学生の地理学習に”ふるさと納税”を活用しよう
小学生の社会科では、地域ごとの特徴や産業、名産品などを学ぶ単元があります。
ふるさと納税は、全国の自治体から寄付先を選び、その地域の特産品などを返礼品として受け取れる制度です。この制度を活用することで、実際の地域の産業や暮らしといった社会科の学びを、よりリアルに感じることができます。
たとえば、子どもがリンゴ好きであれば「青森県ってリンゴが有名なんだね!」といった発見を通じて、地域への関心が自然と高まります。
また、納付の際にふるさと納税の使い道を調べて指定すること、寄付したお金が実際どのように使われているのかを調べてみるのもおすすめです。医療、教育、防災など、地域によって使い道が異なり、それぞれの課題や取り組みを知ることも学びの一つとなります。
低学年でもわかる”ふるさと納税”の説明
低学年の子どもに「ふるさと納税ってなに?」と聞かれたら、何て答えたらいいのか難しいですよね。私なら…

応援したい町にお金を送ると、そのお礼に町の有名な食べ物や有名な物を送ってくれるんだよー
と伝えると思います。
これなら子どもにもイメージしやすく、興味を持ってくれると思います。
子どもと一緒に「ふるなび」「さとふる」等を一緒に見るだけでも、地理への関心は高まるはずです。
「この町ってどこにあるの?」「何が有名なの?」という疑問から、地図や本を開くきっかけにもなります。
また、ふるさと納税で届いた返礼品を一緒に食べたり、体験することで、「自分で選んで寄付した町のもの」という特別感も生まれ、学びの実感が湧きやすくなります。
47都道府県の学習シリーズ本で興味を引き出す
子どもと一緒に寄付先を決める前に、都道府県学習本を渡しておくのがおすすめです!
↑こちらは各都道府県の詳しいページはもちろん、全国ランキングクイズもあって面白いです!
挿絵や写真が多く、漢字にフリガナが付いてて低学年にはおススメです!
各都道府県の観光名所や伝統行事、食文化、産業などがコンパクトに紹介された小学生向けの本はたくさんあります。
本で読んだ内容と、ふるさと納税の返礼品を組み合わせることで、学習と実体験が繋がります。
「山形県のさくらんぼを食べてみたい!」「北海道のメロンを食べてみたい!」という気持ちをふるさと納税の返礼品で実現できますね。
都道府県辞典に出てくる名産品!おすすめのふるさと納税5選
学びや体験に繋がるおすすめ返礼品をご紹介!
【北海道標津町】サーモン科学館グッズ
鮭の漁獲量1位の北海道。遠くてなかなか行けない地域にあっても、訪れた気分になるグッズがたくさん!
リアルな鮭のポーチが気になります…これを持って外を歩くと注目の的になるはず…!
【新潟県上越市】コシヒカリ
お米の生産量日本1位の新潟県!普段のお米と食べ比べてみるのもいいかも!
【京都府京都市】和菓子作り体験チケット
「日本三大菓子処」の一つ、京都。人口あたりの和菓子店が日本で1番多い県だそう。
そんな京都で和菓子作り体験ができるのは良い経験になりそう!
【香川県東かがわ市】讃岐手打ち本生「手作りうどんセット」
うどんと言えば香川県!消費量も全国1位!食べに行けなくても本格的なうどんセットが届きます!
夏休みの自由研究にも使えそうです。
【沖縄県宮古島市】ドラゴンフルーツ
沖縄産フルーツってお取り寄せじゃないと食べる機会ないですよね。
どうやって食べるのかな?どんな味がするのかな?なんて子どもと一緒に楽しめそう!
ふるさと納税で”学び”と”楽しみ”を親子で共有
ふるさと納税は、大人のための制度というイメージがありますが、子どもの学びと結びつけることで非常に価値ある学習ツールになると思います。都道府県の特産品や文化を返礼品を通じて知ることで、教科書だけでは得られないリアルな学びが実現します。
毎年、寄付先を親子で話し合いながら決めることで、家族の恒例行事にもなり、子どもの地理的理解も深まるはずです。ふるさと納税を通して、日本各地の魅力に触れ、地理学習を始めてみませんか。
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