単身赴任中の父親の存在をどう子どもに伝える?

長女が3歳0ヵ月、次女が0歳6ヵ月のとき、夫が転職をして別居生活が始まりました。

次女は0歳だったので、今では父親と一緒に住んでいた記憶もないはず…。一緒に生活していなくても、子どもたちのことを大切に想っている父親のことを、日々子どもに伝えるように心がけています。

単身赴任中の父親を見直す機会

単身赴任は家族にとって試練である一方で、家族を絆を深める絶好の機会だと思います。
一番近くで接する大人は「母親」のみになり、「父親」の存在が遠くなることで、父親の役割を再認識することが多くありました。

離れていても、家族としての一体感を維持するための行動が、子どもの心に強く響くはずです。

子どもに父親の働く姿を伝える工夫

父親がどんな仕事をしているのか、社会のどんな役に立っているのかを子どもが理解できると一層父親を近くに感じられます。

子どもの年齢に応じた仕事内容の伝え方

幼い子どもには、父親の仕事を分かりやすいたとえで説明すると親しみやすくなります。例えば、「みんなが安心して暮らせるようにお手伝いしているんだよ。」と話すなど、子ども目線で日常に結び付けて伝えると理解しやすくなります。

小学生以上の子どもには、もっと具体的な仕事内容を話します。仕事の成果が社会にどう役に立っているのかを伝えることで、尊敬の念を育むことができます。

子どもの年齢や理解度に応じて伝えることが、離れて暮らす父親を知ることや社会勉強にまで繋がります。

子どもお仕事参観日

父親が勤務している会社で、従業員の子ども向けの職場体験はありませんか?

みらいプロジェクト実行委員会 子どもお仕事参観デー
福岡を拠点とする企業団体が行っているプロジェクト。
2009年から「子どもお仕事参観デー」をスタート。子どもたちと働く親との間に尊敬と感謝を育み、家庭はもちろん、親が働く職場まで明るくする未来を創るプロジェクト

上記は一例です。勤務先でこのような取り組みがありましたら、ぜひ参加してみてください。
子どもが父親の働く姿を直接感じ取ることができ、仕事への理解と感謝の気持ちが生まれるきっかけになるはずです。

遠くにいても心がつながる工夫

離れて暮らしているからこそ、日々のコミュニケーションが大切です。


何気ない会話で連絡を取り合うことはもちろん、図工の作品や行事等も写真や動画で共有するようにしています。
子どもが小さいうちは、私のスマホを通して父親とやり取りをしていました。しかし、子どもが小学生になったのでそろそろ子ども専用のタブレットを渡す予定です。

子どもが連絡を取りたいときに、私を介さず父親に直接連絡を取れるようにしたいと思っています。
私に話せないことを父親に話したりして…なんて思ってます。

父親への感謝を伝える工夫

単身赴任中への父親への感謝の気持ちは、特別な日だけでなく日頃から伝えることが大切です。
例えば、ご飯のときに「お父さんが頑張って働いているから、美味しいご飯が食べれるんだね。」なんてことを言っています。父親の働きに触れる会話を意識して取り入れるようにしています。恩着せがましくならないように気をつけてます…!!

時には手紙で感謝の気持ちを伝えることもおすすめです。子どもが描いた絵やメッセージは心温まる贈り物になることと思います。
日常の中に小さな「ありがとう」を積み重ねられるように過ごしたいと思っています。

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