
我が家は、夫が関西に単身赴任をしており、私と子ども二人は四国で暮らしています。
まとまった休みが取れる年末年始やGW、お盆は夫が住む関西や、実家に帰省することが多く、”家族で旅行”と言えば”帰省”でした。
なので観光地を巡るような、家族で一緒に目的を持って旅行するという機会が全くありません…。
子どもも小学生になったので、”旅行=帰省”じゃなくて、何かを学べる旅行をしてみたいと思い立ちました。家族全員がそろう貴重な時間だからこそ、思い出に残る体験をしつつ、子どもの好奇心を刺激できるような旅にしたい!と2025年の夏、初めて子ども主体で家族旅行を計画しました。
「旅行」と「学び」を両立する旅、”旅育”
子育てブログを読んでいて、「旅育」という言葉に出会いました。
「旅行=家族みんなで楽しむ」というイメージでしたが、「旅行は子どもの学びのチャンスである」という考え方に、思わずハッとさせられたのを覚えています。
「子どもが主役の旅」にしてみたら、もっと違う体験になるのでは?と考え、我が家でも実践してみることにしました!
旅先を子どもに決めてもらい、目的地に行く手段、目的地の事前調査を一緒に行いました。ただ旅行をするのではなく、旅行を通じて子どもが学び、成長する貴重な機会になると思います。
旅行先を子どもに決めてもらう
せっかくなら子どもが行きたい場所にしようと思い、子どもに行きたい場所を提案してもらうことにしました。
今、どんなことに興味があるのか、どんな体験がしたいのか、親が決めるのではなく、子どもが「自分で考える」ことが学ぶ第一歩。
長女のマイブームは「名探偵コナン」。動画配信で1996年シーズン1からのテレビシリーズをよく観てます。(現在のシリーズまで何年かかるんだよ!)
2024年に公開された映画「100万ドルの五稜星」の舞台が函館ということで、行先は北海道に決定しました!
また長女が好きな生き物は「鳥」。特にシマエナガが好きで置物やグッズをお小遣いでよく買っています。夏のシマエナガは冬とは容姿が違いますが、大好きなシマエナガが住んでいる北海道というのも決め手だったようです。
旅先を自分で決めたからこそ、旅先での体験がより深く記憶に残るかなと思います。
事前に”学びの種まき”
行き先が決まったら、次はその地域について一緒に調査!
ふるさと納税の寄付先を決める際にも活用している「47都道府県大辞典」と図書館で借りてきたるるぶを読んで、北海道や函館に関する本を一緒に読みました。
北海道の広さ、食べ物、特産品…。子どもにとってはすべてが新鮮だったようで、興味が深まったようです。「ここに行ってみたい!」「これ食べてみたい!」なんてたくさん話してくれました。
観光名所の五稜郭公園も「これ、コナンの映画に出てきた!」と発見があったようで、「アニメ」と「モデルになった場所」を結びつける楽しさが分かったようでした。
旅行ノートを作って学びを深める

今回計画している旅行期間は1週間。(こんなに旅するのは新婚旅行以来…!)
毎日、のんびり過ごすだけでは後で振り返ってみると”楽しかった”だけで終わりそうなので、記録にも残してほしいと思い旅行ノートを作りました!
旅行中は、毎日「今日はどこに行ったのか」、「何が一番楽しかったのか」、「どんな発見があったのか」を記録できるようにしています。A4サイズだと書くのが大変かと思い、気軽に書けるように小さいメモ帳で作りました。
毎日の記録以外に、絵を描いたり、スタンプを押したり自由に使ってOK!と子どもに伝えています。
メモ帳の1枚目は親から子への”旅のミッション”!
以下の4つのミッションを作りました!ゲーム感覚で楽しんでもらえると嬉しいなー!
作成したミッション4つ!
□北海道で有名な食べ物を食べよう!
□北海道で有名な物を見つけよう!
□英語で自己紹介とあいさつをしよう!
□仲良くなった人と一緒に写真を撮ろう!
こんな親が作ったミッションに付き合ってくれるのは低学年のうちですかね…涙
子どもと一緒に旅行ができる時間は貴重
中学生にあがる前までは、親と一緒に過ごす時間が一番多いと思います。中学生になれば、部活や友達とも時間が増え、なかなか家族で旅行する機会も減っていくかもしれません。それこそ一緒に帰省するだけになると思います。
だからこそ、今一緒に旅行できる時間を大切にしたいと思います。ただの思い出ではなく、子どもの成長や学びにつながっている旅。そんな旅が、離れて暮らす父親との絆も深めてくれるはず!
子どもと一緒に行先を考えて、ちょっと調べてみて、記録に残すだけで十分。次回からはどんな記録になったかをご報告!(自分の備忘録もかねて…!)
北海道旅行のブログUPしていきますー。
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