
長女が3歳0ヵ月、次女が0歳6ヵ月のときに、夫が転職をして別居生活が始まりました。
いずれ帰ってくる単身赴任ならまだしも「転職」となると、今住んでいる地域に夫が帰ってくることはありません。
それでも、私は別居を選択しました。
同じ境遇の方に少しでも少しでも参考になれば幸いです。
人生いろいろ、生き方いろいろ、悔いのない生き方をしたいもんです。
なぜ「転職」で「別居」を選択したのか

夫のキャリアアップを考えたとき、職種が専門職のため地方ではあまり求人がありませんでした。そのため、田舎での就職先は限られ、県外に目を向けざるを得ませんでした。
別居を選択した理由は…
・長女の入園する幼稚園が決定済
・次女の保育園入園申請済み、再度知らない土地での保活はツライ
・育休後は復職予定、仕事を辞めたくない!
・新天地での土地勘がない!子育てしやすい地域はどこなの?!
などなど
最大の理由は土地勘がない地域へ子どもを連れての転居の不安です。
子どもが生まれる前に住んでいた地域で、「住めば都」というのはウソだ!と実体験したことがあったため、人一倍、転居への不安が大きいのかもしれません。
「別居」の選択は私も夫も意見が分かれることなく、すんなり別居決定しました。
ただ、別居する期限を長女が小学校に入学するタイミングまでと決めました。
しかし、長女が入学を迎えても現在進行中で別居してます…!
父親不在による子どもへの影響
一緒に生活しているときも、朝早く出勤して21時過ぎてから帰宅するという生活をしていました。平日は子どもと過ごす時間がありませんでした。
平日は完全ワンオペ。家事・育児に関しては、夫不在で私一人でも大丈夫だと思います。
ただ、最も心配だったのが子どもへの影響。
父親の存在が子どもに安心感を与え、男性の役割や行動も父親から学ぶことが多いと思います。
子どもにとっても環境が変化するので、今まで以上に父親と子どもが接する時間を大切にしようと夫婦間で決めました。
別居が始まってからは、父親と子どものコミュニケーション方法を夫婦間でルール決めしました。
・毎朝ビデオ通話をして一緒に食事をすること
・子どもが起きていれば、仕事終わりに電話をする
・土日に帰省ができなければ、ビデオ通話時間を増やす
・帰省した際は子どもを目いっぱい遊ぶ
転居先決定後、別居開始日の2か月前から「〇月からお父さんはお仕事で一緒に住めなくなるよ」と心積もりができるように少しずつ話すようにしていました。
今のところ親子関係は良好です。
二重にかかる生活費のこと
「単身赴任」は会社都合のため、赴任手当が支給される場合があります。
しかし、転職で別居する場合はたとえ生活費が二重にかかったとしても、特別に手当が支給されるわけではありません。
別居を選択して増える費用は…
・転職先居住地の家賃
・夫側の食費(基本自炊してくれないので、母子3人より多くにかかる)
・夫側の水道光熱費
・夫の帰省費用
転職先を決める際は、現状よりも収入アップになるように給与交渉をして転職先を決めてもらいました。
気になる周囲の目

友達関係
「単身赴任中」と言えば、別居は一時的で数年すれば主人と一緒に生活することができると思ってくれると思います。
しかし、本当の理由である「転職」ということは本当に仲のいい人にしか言っていません。
やはり、「別居=離婚前提のマイナスイメージ」が私の中で払拭できずにいるからかもしれません。
子どもとのお出かけ先
地域のイベントや行事に参加するとき、土日に公園で遊ぶとき、やっぱり周りの家族は父親と母親が一緒です。どこの家庭も父親がいるのに、うちは私だけ…って思うことが何度もありました。
周りの目が気になって、シンママなのかな?不仲なのかな?なんて思われてそうで、別居当初はイベント事に参加するのが億劫でした。
しかし、父親不在はどうしようもない。子どもを楽しませるためにいろんなイベント事に参加するようになると、周りの目も気にならなくなりました。陰口言いたい人は勝手に言っとけって感じですね。とってもメンタルが強くなりました。
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