【Z会通信教育】小学1年生のみで退会。コスパどうなの？

我が家は長女が小学1年生になるタイミングでZ会通信教育の受講を開始しました。
年少・年中・年長では七田式プリントに取り組んでいたので、また違う教材を使用するのがとっても楽しみでした。

しかし、半年経過後。あれっ…？Z会じゃなくていいかも…。と思い、学年度末で退会することにしました。

もちろん、Z会通信教育が合っているご家庭もあると思います。
低学年で受講しようか悩んでいる方、継続しようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

問題数が物足りない

Z会の教材は、他の通信教育と比べても難易度が高めで、良問が多いと評価されています。
長女は幼稚園時代に七田式プリントで「毎日机に向かう」ことが習慣となっていたため、1回あたりの問題数が少なくて「えっ…？これだけ？？」と言うようになりました。

Z会では、1年生は15分／日、2年生は25分／日の学習時間で設計された量になります。すでに学習習慣が身についていれば、物足りないかもしれません。

こちらは教材と一緒に届く「学習カレンダー」です。自分で学習計画を立てることも可能ですが、モデルスケジュールもあります。
1回あたりの学習量が少なければ、月半ばで終わってしまうかもしれません…。

親の出番が多すぎるー！

七田式プリントのときから、親が丸付けをしていたので丸付けをすること自体は嫌ではありません。学習サポートも可能な限り行ってきました。
しかし、Z会通信教育の「経験学習」が辛すぎました。

どの「けいけん」学習も目的があって、学びがあって、理科や社会につながる学習になるのはとてもよく分かります。

しかし、準備・取り組み・導き・片付け…。これを休日に行うのは非常に大変でした。
我が家は父親と別居しているので、他に大人の力を借りず、大人一人でサポートするのは非常に難しかったです。

受講料金＋α

Z会＝ハイレベルな教材と思っていたので、多少受講料が高くても子どもためなら全然問題なし！と思っていました。
しかし、取り組んでみると問題物足りず結局、市販ワークを追加購入しました。親の負担が多い上（特に経験学習）、追加でかかる添削問題提出のための郵便料金…、コスパ悪すぎではないかと思い始めたのです。

我が家は市販ワークでも十分対応可能

書店で市販ワークを探してみると、小学1年生向けでもバリエーションが豊富で驚きました。（結局、どのワークがいいのか分からず一旦帰宅。口コミ等を調べてから購入しました。）

小学1年生受講料（2025年）	金額 （年払）	小学1年生市販ワーク （有名どころを勝手に抽出）	金額
※オプション（みらい思考力ワーク）有	67,320円	教科書ワーク（国語）	1,518円
※オプション（みらい思考力ワーク）無	57,120円	教科書ワーク（漢字）	1,518円
添削問題提出郵便料金（ダブレット受講は不要）	2,160円	教科書ワーク（算数）	1,518円
		教科書ワーク（文章題）	1,518円
		Z会グレードアップ問題集（読解）	880円
		Z会グレードアップ問題集（漢字）	880円
		Z会グレードアップ問題集（算数）	880円
		Z会グレードアップ問題集（文章題）	880円
		ハイレベ（読解力）	880円
		ハイレベ（漢字）	880円
		ハイレベ（国語）	880円
		ハイレベ（算数）	880円
		ハイレベ（文章題）	880円
合計（オプション有・添削郵送）	69,480円	合計	13,992円

おすすめの市販教材でよく見かけるワークを中心に基礎～応用までのワークを選んでみました。同じ問題集を各3冊購入しても、Z会受講料金より安く抑えることが可能です。問題を繰り替えし解いて、定着させるのにも市販ワークを使い倒すのもありだと思います。

もちろん、Z会通信教育には英語学習やプログラミング学習も可能なので、一概には比べることはできません。
何の学習が必要なのか、どんな学習が必要なのかを見極めることが必要です。

Z会通信教育、再入会予定

調べてみると小学2年生講座でも「けいけん」がありました。
しかし、小学3年生からは1教科からの選択受講が可能になります。
であれば、小学3年生になるタイミングで再検討しよう！という結論に我が家はなりました。

でも、2年生を市販教材で進めてみて問題なければ再入会しないかもしれません。
どんな教材が子どもにあっているのかを見極め、適した学習方法を模索していきたいと思います。